【見直そうシリーズ】食事編①「お腹すいた!」がスタート!

コラム
あおい先生
あおい先生

皆さんこんにちは!
今回からはしばらく
【見直し】シリーズとして
テキストでお伝えしていきますね!

何かのきっかけをはじめとして、いろいろな自然療法・代替療法を学んだり、身体についてのことを学んだりしていくうちに、たくさんのことがわかってきて、色々使いこなせるようになってきます。

そうなってくると、ちょっとした不調だったら結構うまくやりこなせるようになってくるので、だんだんと生活の基本がおろそかになってくる。
そういう経験はありませんか?

私はあります(笑)。

ケロち
ケロち

人間だもの!

でも、そのままずるずると、流されていってしまっては、本末転倒。

 

当たり前のことを丁寧に。そのあたりを一緒に確認していきましょう!
というのが、見直しシリーズのコンセプトです。

では、まず今回は食事編①「食べ方」です。

1.食事は「お腹すいた!」からがスタート!

とっても当たり前のことなんですが。
お腹が空いてる時のご飯って、とっても美味しいですよね?
さて、なぜでしょう?

それは・・・・
身体が「食べることに全集中してるから!」です。

全集中ってどういうことかというと、五感の全てが、食べるもの、食べることに向いていて、食べ物が入ってきたら、それに全力で対応しようとしている状態、
ということです。

2.食べることに全集中ってなに?

想像してみてください。夕飯時、キッチンで誰かが食事を作っている。食材を切る音がする。料理の香りが漂ってくる。お肉を焼いている音がする。そうすると、段々お腹が空いてきます。

形状を感じ、香りを感じ、食感を感じ、味を感じ、咀嚼音を感じる。
こうやって五感全てで、これから入ってくるものを勝手に私たちは想像する。

そして、「お腹がすいた!」という状態として、
これらの情報収集と指令に集中する準備ができたというサインを出してきます。

いつでも食べ物入ってきてOK!準備万端!

って感じですね。
だからこそ、「美味しい」と感じることができるのです。
逆に言えば、いつも食べているものなのに美味しくない時は、
今は食べる時じゃないということですね。

 

3.意図的にこの状態を作ることもできる

この準備万端の状態を、少し意図的に作り出すために、コース料理などこだわりの食事を提供するお店の多くは、食前酒や食前酢、前菜的なものを出し、身体に食べる準備=美味しいと感じてもらえる準備を促している場合もあります。

ちなみに、食事療法の一つとしてインドの療法哲学アーユルヴェーダでは、
食事の20〜30分前に生姜・レモン(ライム)・クミン・岩塩を混ぜてかじることで、消化力を上げるという方法もあります。
食欲が出ないタイプの方や、胃腸に問題がある方、食べることが苦痛な時などは、場合によってはこういうことを取り入れて、少しでも食べる時に身体が働けるようにサポートしてあげることもいいかもしれません。

4.特別なことをしなくても

食事療法などで調べれば、上記の生姜の他にも、食前に取るといいものなどが出てくることも多いですが。そこまで特別なことをしなくても、本来わたしたちの身体には、脳相と呼ばれる仕組みが我々には備わっています。

食事を食べようとして視覚、味覚、嗅覚などが刺激されることで自律神経が変化し胃酸を分泌するようになっているのです。

特別なものを取る前に、できることからやってみましょう。

ということで、次回へつづく・・・。

 

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